空気清浄技術のご紹介

クリーンベンチ/安全キャビネット/アイソレータ

クリーンベンチの気流と付属品

クリーンベンチは、菌を取り扱う場合は殺菌灯(UV灯)・ガスバーナーなどが附属された装置を用います。その時のクリーンベンチは前面シャッターが取り付けられた垂直気流型が適します。一方水平気流型のクリーンベンチは前面シャッターがない場合が多く、紫外線が外部に放射されてしまいますので適していません。また、用途により、流し、給水コック、排気ダクトなどが装備された装置が用いられます。

HEPAフィルターでろ過され、無菌化された空気は、作業台上に吹き出された後、前面に流出されます。臭気が発生する場合や取り扱う菌の種類によっては、気流が循環する構造がとられます。空気の循環率は、装置によって異なりますが、50~90%となります。